子供を産んでから疲労感や腰痛がひどい
出産後から鬱っぽさや不安感が強くなった
こんな産後の体調不良でお悩みのママはいませんか。
今回は、そんなママ達の体調不良の原因と改善法を紹介したいと思います。
私自身、一人目を出産後、胃腸の不調から一年で４回もの胃腸炎を経験し、腰椎椎間板ヘルニアで手術、風邪を繰り返し、子育てでのイライラや感情の乱れなどたくさんの産後体調不良を経験してきました。
私は、食事の見直しまで時間が掛かり、産後2～3年はさまざまな不調に悩まされていましたが、今回紹介する食事療法が改善の大きなきっかけになったと思っています。
産後の不調から抜け出し、元気に子育てを楽しみたいという方は、どうぞ最後までお読みください。
産後の体調不良
子供が産まれたらどんな生活になるかなと胸を膨らませていた妊娠生活から一変し、出産後不調や体質の変化に戸惑うママも多いかと思います。
- 疲労感
- 鬱っぽさ・不安感
- イライラ
- 頭痛・めまい
- 腰痛
- 睡眠障害
- 胃腸の不調
- 風邪
これらの不調は、放っておくと育児のイライラや不安、パートナーや家族との関係悪化、メンタル面などにも大きく影響していきます。
産後不調を抱えている方は、これから紹介する改善法を参考に身体の立て直しをしていきましょう。
産後の体調不良の原因
産後の体調不良には、さまざまな原因が考えられます。
ホルモンバランスの変化や骨盤のゆがみからくるもの、睡眠不足などです。
そして、忘れてはならないのが『食事』。
私も産後の不調を抱えていた際は、なぜこんなにも不調を抱えてしまうのかと悩み、その度にネットで検索していたことを思い出します。
そんな中、栄養療法に辿り着き、毎日の食事を整えていくことで体調を立て直すことができました。
今回は、食事の面からできる不調の改善法をお伝えします。
産後の体調不良の改善法
産後の体調不良を改善していくための3つのポイントが以下の通りです。
- 消化力の回復
- 食事の摂取
- 貧血のケア
では、順番に見ていきましょう。
１.消化力の回復
まずは、消化力の回復です。
栄養は、食べ物を消化し吸収されることで身体で利用されるため、消化力を回復させるための腸内環境を整えていくことはとても大切です。
- 食事の偏りがある/あった
- 嗜好品への強い欲求がある/あった
- 体型を崩したくない、太りたくないとあまり食べていない/いなかった
妊娠中の食事の偏り、味覚の変化、嗜好品への強い欲求など、妊娠前と比べて食生活が乱れていたという方も多いと思います。
また、妊娠中から出産後にかけても体型を崩したくない、太りたくないという思いから必要な栄養を補えていないということもあるでしょう。
食事の内容により腸内環境が悪化し、消化力が落ちることで胃腸機能が低下、全身の不調にも繋がってきます。
- 腸を守る
- 腸粘膜を修復する
- 栄養を入れる
１.腸を守る
まずは、腸内環境を悪化する食べ物の過剰摂取には気を付けましょう。
- 小麦製品
- 乳製品
- 砂糖
- 酸化した油（古くなった油）
朝食のパン、簡単に調理のできる麺類、牛乳の飲みすぎ、手放せない甘いもの、ジャンクフードやお惣菜などは、腸内環境を悪化してしまう原因となり、消化力が落ちてしまいます。
過剰摂取により胃腸機能が低下していないか見直してみましょう。
２.腸粘膜を修復する
荒れてしまった腸の粘膜を修復してくれる『ボーンブロススープ』を活用しましょう。
ボーンブロススープは、骨から取った出汁で、たくさんの栄養素が含まれ、腸粘膜を修復してくれる効果もあります。
特に食欲がない方、消化不良を良く起こす方、胃腸障害でお困りの方は、ボーンブロススープを活用することで、少しずつ食べる量が増えたり、消化能力を上げることができます。
３.栄養を入れる
消化力を回復していくためには、栄養を摂取することが重要です。
消化力がないと食欲も落ち、食欲がないと食べられない、また消化力が落ちるという負のスパイラルになってしまいます。
すでに食欲が落ちてしまっている、たくさん食べると消化不良を起こすなどの不調を抱えている方は、一度の食事でたくさん食べることが難しいと思います。
少量を小分けにして食べる頻回食で少しずつエネルギーを補っていきましょう。
２.食事の摂取
次に毎日の食事の摂取です。
- 欠食することがある
- 忙しくて食事がおろそかになっている
- 産後の体型を気にして食事制限している
とても単純なことですが、産後生まれてきた我が子の世話や家事に追われて、ママ自身の食事がおろそかになることはよくあります。
または、産後の体型を早く元に戻したいとの思いから食事制限をする方もいるでしょう。
でも、妊娠・出産からの体の回復に必要なエネルギーも、生まれてきてくれた我が子の育児に必要なエネルギーも『食事』から得られます。
エネルギーや栄養が不足することで、疲労感やメンタル不調、頭痛、腰痛などさまざまな症状に繋がってきます。
適切なエネルギー、バランスの取れた食事で栄養を補いましょう。
３.貧血のケア
妊娠・出産・産後の授乳開始で、貧血傾向に陥るママも多くいます。
- 欠食することがある
- 忙しくて単品メニューになることが多い
- あまりお肉を食べない/食べられない
- 胃腸に不調がある
病院の検査では指摘されなくても、身体のサインとして、疲労感やイライラや鬱っぽさを感じる産後うつ、睡眠障害や頭痛などさまざまな不調に繋がってくるのも貧血の特徴です。
貧血で最も多いのが鉄欠乏性貧血。
鉄分の不足で起こりますが、鉄分以外にも貧血ケアに必要な栄養素があります。
鉄分・葉酸・ビタミンB12・亜鉛・ビタミンC
貧血を改善していくことで、体調が整ったり、身体が元気になる、子育てをしやすくなるなどのメリットに繋がることもあります。
まとめ
今回は、産後の不調の原因と改善についてお伝えしました。
産後の不調の原因はさまざまですが、『食事』はその一つで、体調に大きく影響してきます。
体調不良改善のポイントは3つ。
新しい家族を迎えて毎日忙しく、ママ自身の時間がなくなる、食事をする暇もないということも多くなるかと思います。
でも、ママ自身が元気だから前向きに育児を楽しめる、家族が笑顔でいれるということも事実です。
ぜひ、今日の食事からしっかりとエネルギーを補って、体調を整えていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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