イライラや気分の落ち込みですぐに涙が出る
気分のアップダウンが激しく、心に余裕がない
そんな気分の波を夫や家族、周囲に理解してもらえない
こんな追い詰められた気持ちの方も大丈夫!
今回は、そんなお悩みを改善する鉄分摂取についてお伝えします。
鉄分不足を解消することで、疲労感、頭痛、食欲不振なども改善できることがあります。
鬱々とした気持ちから抜け出し、気持ちを安定させたいという方は、ぜひ最後までお読みください。
情緒不安定の原因
イライラや鬱々とすることが多く、感情が抑えられなくなり涙が出たり、情緒が安定しないという方の背景には、鉄分不足が隠れていることがあります。
私たちの感情をつくる神経伝達物質には鉄分が必要で、神経伝達物質の一つで幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンも鉄分が不足するとうまくつくられず、不安や鬱々とした気持ちに繋がってしまいます。
私は昔から周りの人よりも涙を流すことが多く、これは性格だと思っていましたが、鉄分の摂取を積極的に行うことで以前より心を安定して保てるようになったと思います。
今同じように悩んでいる方も、これから紹介する鉄分摂取方法で心の平穏を手に入れましょう。
鉄分とは
まず、鉄分とはミネラルの一種で、全身に酸素を運んでくれたり、エネルギーを作り出す役割を担っています。
一日の摂取基準は、30~49歳女性で7.5mg(厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」より)。
基本的に女性は、月経や妊娠・出産で貧血傾向にあり、鉄分は不足しやすいということを覚えておきましょう。
鉄分摂取
では、いよいよここからは鉄分の摂取方法について3つ紹介していきます。
鉄分の多い食材を摂取する
まずは、日々の食事から鉄分を摂取するという方法。
意外とここが抜けている方が多く、そもそもママ自身の食事がおろそかになっているというケースが多いように思います。
私自身、鉄分不足でイライラや鬱っぽさがひどく症状に出ていた時期を考えると、食事がしっかりと摂れていなかったなと感じます。
まずは、食事から栄養を摂ることを基本としましょう。
鉄分は、レバーや赤身肉、魚に多く、野菜では青菜に多く含まれています。
豚レバー | 10.4mg /80g |
鶏レバー | 7.2mg /80g |
岩のり | 4.8mg /10g |
がんもどき | 3.6mg /100g |
牛もも肉 | 2.7mg /100g |
ほたて貝 | 2.2mg /100g |
まいわし | 2.1mg /100g |
菜の花 | 2.0mg /70g |
小松菜 | 2.0mg /70g |
あさり | 1.9mg /50g |
一日の摂取目安の7.5mgを考えると、赤身のお肉と小松菜などの青菜類を組み合わせたり、岩のりをごはんにかける+あさりのみそ汁にするなどでクリアできそうですね。
下のメモも参考に、できることから始めてみてください。
- レバーの甘辛煮
- ポテトサラダに青のり
- あさりの炊きこみごはん
- しじみのみそ汁
- ごはんに岩のり
- 小松菜のごま和え
- がんもどき入りおでん
- ほうれんそうのナムル
鉄製品の調理器具を使用する
鉄のフライパンや鉄玉子を使用するのも方法の一つ。
鉄製の調理器具を使用することで、調理中に鉄分が溶け出し鉄分補給に繋がります。
カンボジアでは、鉄分不足の問題で体調不良を訴えていた人々が、鉄玉子ならぬ鉄製の魚「Lucky Iron Fish」を利用して鉄欠乏性貧血が改善されたという結果が出ています。
鉄製の調理器具の使用だけでは鉄不足を補うのは難しいかもしれませんが、できることからコツコツ試してみましょう。
『豊潤サジー』を利用する
私も長年鉄不足に悩まされ、食事には気を遣ってきましたが、やはり食事だけで改善することが難しく感じることもあります。
かと言って、サプリメントを飲むには抵抗があるという方もいると思います。
安全に栄養を摂取したいという方におすすめなのが『豊潤サジー』。
『豊潤サジー』は、「サジー」というグミ科の植物からできたドリンクです。
100%植物由来で安心して利用できます。
私自身も産後の鉄分不足で、メンタル症状が出ていた時期にとても効果があり、いち早く回復できました。
感情的になることやイライラ、鬱々とした気持ちを改善し、元気なママでいることができるようになります。
鉄分摂取の注意点
最後に鉄分摂取の注意点についてです。
日々の食生活は気をつけているのに鉄分不足を感じる、効率よく鉄分を摂取したいという方は以下の点に気をつけましょう。
1.食生活の偏り
菜食主義の方やお肉をあまり食べない方は、鉄分が不足しやすい傾向にあります。
肉や魚などに含まれる鉄分はヘム鉄と言い、主に野菜などに含まれる鉄分を非ヘム鉄と言います。
ヘム鉄は非ヘム鉄より吸収率が良いため、鉄分を補いやすいのですが、お肉など動物性食品の摂取が少ない方は、鉄分不足を起こしやすくなります。
菜食主義の方、お肉やお魚などの摂取が少ない方は、特に日頃から鉄分の摂取には気をつけましょう。
- がんもどきや油揚げなどの大豆製品や青菜類(小松菜やほうれんそうなど)を積極的に摂取する
- 鉄のフライパンや鉄玉子などを活用する
2.タンパク質不足
お肉やお魚などの摂取が少ないとタンパク質が不足し、鉄分不足にも繋がってしまいます。
鉄分は、私たちの体の中でタンパク質と一緒に働いているからです。
タンパク質不足のサインには、以下のようなものがあります。
髪や肌の状態が悪い・消化がうまくいかない・お腹が空かない・風邪を引きやすい・眠りの質が悪い・体力が落ちる など
このような症状がある方は、鉄分の摂取だけではなく、全体的な栄養の底上げが必要かもしれません。
- 鉄分だけでなく、タンパク質も摂取する
3.胃の状態
鉄分の吸収には、胃から出る胃酸がとても重要な役割を担ってくれています。
胃酸がうまく働くことによって、鉄分の吸収が良くなるためです。
胃に問題がある方は特に、ビタミンCの多い食材を一緒に摂ったり、レモンや梅干しなどを摂取することで胃酸のサポートになり、鉄分の吸収をUPさせることが可能です。
酸味のものをプラスしながら鉄分の吸収率を上げていきましょう。
- パプリカやブロッコリーなどのビタミンCが豊富な食材と一緒に摂取する
- レモンや梅干しなどの酸味のもので鉄分の吸収をUPさせる
4.腸内環境
腸内環境が悪いと鉄分をうまく吸収できず、これまた鉄分不足に繋がります。
鉄分は腸内で吸収されるため、まずは腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境を整える方法は、個人によってさまざまです。
私自身、自分の体に合う食材と合わない食材は少しずつ見つけてこれたと思っています。
一見腸活に良さそうなヨーグルトや納豆なども人によってはうまく消化できなかったり、ガスが発生してしまうということもあります。
パンや麺類などの小麦製品を食べるとお腹が張ったり、日常的に揚げ物などの摂取が多い人も少し量を調節すると腸内環境を改善できるかもしれません。
腸内環境を良好にすることで、鉄分を含む栄養の吸収をUPさせていきましょう。
- 小麦製品・乳製品・砂糖・酸化した油(古くなった油)の過剰摂取に気を付ける
- 食物繊維の多い野菜や海藻類を摂取する
- 発酵食品をうまく利用する
5.サプリメントの摂取
サプリメントは、効率的に栄養を補うことができますが、自身の体が鉄分を吸収できる状態にあるかということがとても重要になります。
上記で紹介した、タンパク質の摂取ができているか、胃や腸の状態は良いかなど、根本的な問題を解決しなければ体の中でうまく栄養を利用できないからです。
うまく利用できなかった過剰な鉄分は、悪玉菌のエサになるなど体に悪影響になることもあります。
まずは、『食事を整える』。
食事を整えることで現れる身体の変化も多いのではないでしょうか。
また、食事からだけでは、なかなか鉄分を補いきれない場合もあります。
そんな時は、上記でも紹介した植物由来で安心して利用できる「豊潤サジー」をプラスするなどして、栄養を補うのもおすすめです。
- サプリメント摂取の前に食事を整える
- 「豊潤サジー」を利用する
まとめ
今回は、涙が出たり、感情の起伏が激しい情緒不安定ママの鉄分摂取法について紹介しました。
鉄分は、吸収されにくい栄養素で、女性にとっては特に不足しやすいものです。
下記の鉄分摂取法を参考に鉄分不足解消を目指しましょう!
鉄分摂取で気を付ける点は以下の通りです。
イライラしたり、鬱っぽくなる原因が「鉄分」にあるということは、ご存じでしたか。
以前の私は、そのような知識もなく、ただただ性格からくるものだとばかり思っていました。
妊娠・出産を機に貧血が亢進し、情緒が不安定になるママも多いと思います。
鉄分を味方に、精神を安定させ子育てを楽しめますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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